(医)英和会 坂本内科胃腸科クリニック 中山駅駅前
TEL:045-935-7811
患者さんの立場にたった、分かりやすい治療を心がけています。消化器の専門医として新しい技術を取り入れながら地域医療に貢献していきます。

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院長室だより               

★脳梗塞の4つの前触れ★

脳梗塞発見の遅れに比例して後遺症が重くなるため、
早めの対策が重要です。発作が起こる前触れを知っておくこと。
次のような症状が見られる場合、すぐに病院で治療を始める必要があります。

・体の半分だけマヒがでる
・視野が半分になる
・顔の片側が下がる
・急に言葉が出なくなる


★快眠リズムをつくる朝の過ごし方★

①起きたらたっぷり朝日を浴びる
セロトニンが分泌され、脳が覚醒し、スッキリと目を覚めます。

②コーヒーは起きてから1時間後にする
朝起きてからコーヒーを飲むベストな時間は、目覚めて1時間以上経った
コルチゾールが低下していくタイミングがおすすめです。

③朝食にはタンパク質を
朝食のメニューにタンパク質が含まれていると、
頭がスッキリし午前中の集中力が高くなることが分かっています。
反対に菓子パンなどの血糖値が急上昇する食べ物を単品で食べると、
食後眠くなるので控えましょう。


★帯状疱疹★

帯状疱疹は、水痘の原因である水痘・帯状疱疹ウイルスによって発症します。
多くの場合、子供のころに水痘にかかった後、このウイルスが私たちの体の中で
脊髄や脳神経のうち特に三叉神経に潜んでじっとしています。
そして、体の免疫力が低下したとき、脊髄、あるいは三叉神経に潜んでいたウイルスが
暴れだします。50歳以上の方、がん、糖尿病、関節リウマチなど免疫が低下する病気がある方、
ステロイド、免疫抑制剤や抗がん剤など免疫を低下させる薬剤を服役中の方に
帯状疱疹が発症しやすいことがわかっています。以前は、帯状疱疹に一度かかれば
二度かかることはないと言われていました。しかし、最近では帯状疱疹に一度でもかかっても二度、
三度と再発する可能性のあることが知られるようになってきました。
痛みがある部位に皮膚症状がみられたら帯状疱疹の可能性がありますので、できるだけ早く
皮膚科など医療機関を受診するようにしてください。皮膚症状は、発症してから2週間ほどで
収まりますが、神経痛の症状が残ってしまうことがあります。
最近は、帯状疱疹の発症を予防するため、水痘帯状疱疹ウイルスに対するワクチンの接種が
可能になりました。50歳以上の方が対象です。


★がんの予防★

がんになりにくい生活を送るための心構え

1:禁煙する
2:節酒する
3:体を動かす
4:適正体重を維持する
5:食生活を見直す
(減塩する、野菜と果物をとる、熱いものは冷ます)
6:感染症の検査を受ける
(肝炎ウイルス、ピロリ菌などはがんの原因になります)


★残暑で寝にくい季節はクーラーを上手に活用しましょう★

人が眠気を感じるのは、内臓など体の深部の温度である
深部体温が下がる時です。しかし、残暑が厳しく
高温多湿な季節においては、深部体温が下がりにくいことから
寝つきにくいなどの睡眠不調が起こりやすくなります。
そこでクーラーを上手く活用した快眠テクニックがあります

1)寝る一時間前からクーラーで寝室を冷やす
深部体温を効率よく下げ、寝つきをよくすることができます。

2)室温は25~26℃くらいが目安です。

3)クーラーは朝になったらオフ、もしくは温度を下げる
朝方に体が冷えていると体温が上がらず起きにくくなるため、
朝起きる1時間前にくらいに切れるか、温度が上がるように設定しましょう。


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