(医)英和会 坂本内科胃腸科クリニック 中山駅駅前
TEL:045-935-7811
患者さんの立場にたった、分かりやすい治療を心がけています。消化器の専門医として新しい技術を取り入れながら地域医療に貢献していきます。

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院長室だより               

★涼しい環境と冷たい食べ物を避けましょう★

涼しい環境と冷たい食べ物の組み合わせは、胃だけでなく全身を
冷やすことになります。夏は、冷たいものを摂るならなるべく野外で
摂るようにし、涼しい冷房環境下では常温の飲み物や温かい飲み物を
摂るなど、工夫しましょう。


★夏バテ★

夏バテと言えば暑さで体力を消耗し、食欲が落ちてぐったりする状態をいいました。
涼しい部屋にいて汗を一滴もかいていないのに、食欲がわかなくてだるい…それは、
冷たいものの摂りすぎによって胃が疲弊する胃バテが原因です。実は、現代の夏バテとは
この胃バテによるものが大半。冷房環境下で冷えたジュースやビール、アイスクリームなどの
美味しい涼を摂りすぎると胃が疲れ、食欲低下を招き、栄養不足になります。
その結果ダルさといった不調を感じるようになるのです。胃をいたわる対策をはじめ、
日本の厚い夏を元気に過ごしましょう。


★こむら返り★

夜中に突然、足がつって目が覚める、特に多いのはふくらはぎのつりで、
これはこむら返りとも呼ばれます。足がつりやすい体質を改善する成分は
マグネシウムです、マグネシウムはミネラルの一種で、筋肉や血液の働きを
正常に保つ働きがあります。マグネシウムが不足すると、けいれんを起こし、
足がつりやすくなります。また、血流も悪くなって筋肉が酸欠状態となり、
こちらも足がつる原因となります。実際に、マグネシウムには筋肉の異常な
収縮を防ぐ作用が確認されています。また、血管を拡張させて血液を通りやすくし、
足がつりやすい体質も改善することができます。


★運動不足の注意点★

運動不足の怖いところは単に太りやすくなるだけではなく、
高血圧や高血糖といった生活習慣病、免疫力の弱体化による感染や発病、
認知機能や精神状態の低下まで、あらゆる面で心身に不調を招くことです。
まさしく運動不足は万病のもとであり、心当たりのある方は習慣を見直してみましょう。


★便秘★

便秘は大きく3つの種類に分けられます。日本人の
中高生女性では、ほとんどが弛緩性便秘に当てはまります。
腸の機能が低下すると動きが鈍り、また便がたまるためガスが発生し、
お腹が張るという特徴もあります。腸の機能低下に加え、便秘を悪化させる要因には
水分不足があります。高齢になるほど水分補給が減るため、
便が固くなり排便困難に陥るのです。便秘を改善するには、腸内環境を整える、
蠕動運動を促す、加えて便を柔らかくすることも重要となります。


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