(医)英和会 坂本内科胃腸科クリニック 中山駅駅前
TEL:045-935-7811
患者さんの立場にたった、分かりやすい治療を心がけています。消化器の専門医として新しい技術を取り入れながら地域医療に貢献していきます。

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院長室だより               

★末期腎不全の透析療法★


透析療法は、腎臓の働きが徐々に低下して命にかかわる段階に至った場合に、
その働きを肩代わりする治療法の1つです。血液透析(HD)と腹膜透析(PD)
の2つの方法がありますが、日本では血液透析がほとんどを占め、腹膜透析は
その存在さえあまり知られていません。両者にはそれぞれ一長一短があるので、
互いの特徴をよく理解し、医師とよく相談をして、よりよい選択をすることが
望まれます。


★関節リウマチ★


関節リウマチは、手や足などの関節に炎症が起こる原因不明の病気です。
関節の炎症が持続すると、関節の変形が生じるようになります。近年、
治療法の進歩により、早く治療を始めれば関節の痛みや変形が抑えられるように
なり、関節リウマチの患者さんの生活の質は大きく向上しています。
もしものときのために、初期症状や最新の治療法について知っておきましょう。


★高尿酸血症の3つのタイプ★


・尿酸産生過剰型
尿酸を排泄する機能が正常であるにもかかわらず、体内で尿酸が過剰に
作られてしまうタイプ。

・尿酸排泄低下型
尿酸の生産量は正常であるにもかかわらず、排泄機能が低下するタイプ。
日本人は腎臓から尿酸を排出する能力が低い体質の人が多いためか、
患者の60~80%がこのタイプ。

・混合型
尿酸の生産量が過剰になっているうえに、排泄機能も低下しているタイプ。
日本人の患者の20~30%がこのタイプ。


★家庭血圧の記録★


高齢者の中には、長年、降圧薬を服用してきた人もいるのではないでしょうか。
退職してストレスがなくなったり、運動機能が低下したりすると、以前高血圧だった
人でもそれほど血圧が上がらなくなっている場合があります。逆に、家族を介護する
ようになったり、配偶者を亡くしたりすると、ストレスから高血圧が悪化する人もいます。
薬は漠然と飲み続けず、受診の際には家庭での血圧を記録したものを持参して、降圧薬を
増量、減量したり、やめたりする必要があるのか、かかりつけ医に相談しましょう。


★授乳期に母親が薬を飲むと★


母親がくすりをのむと、その成分は血液から母乳へと入り、赤ちゃんにも
影響を与えることがあります。母乳には、栄養分だけでなく、病原菌を殺す
さまざまな抗体が含まれています。赤ちゃんは、その母乳を飲むことで、
病気から守る力を自然に取り入れているのです。母親がくすりをのむと、
くすりの種類にもよりますが、のんだくすりの成分の一部が母乳に入ります。
くすりの作用が強く出る傾向があるので、注意する必要があります。
よく使われる解熱薬、鎮痛薬、睡眠薬などのくすりの成分には、母乳に入りやすい
ものがたくさんあります。それらの成分が、ほとんどのかぜ薬に含まれている
ということを考えれば、かぜ薬といえども安易な判断で使用することが、赤ちゃん
にとって危険なことになりかねません。授乳中の母親が病気にかかり、病院で
くすりをもらう場合、母乳で赤ちゃんを育てようとしている母親には、このまま続けて
母乳にしたいということを、医師に相談してみることです。けれども、母体の治療を
優先する場合、どうしてもそのくすりを使わざるえないこともあります。
赤ちゃんへのくすりの影響を考えると、無理をしないで、医師の指示にしたがうことが
大切です。


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