(医)英和会 坂本内科胃腸科クリニック 中山駅駅前
TEL:045-935-7811
患者さんの立場にたった、分かりやすい治療を心がけています。消化器の専門医として新しい技術を取り入れながら地域医療に貢献していきます。

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院長室だより               

★骨粗しょう症の予防★


骨粗しょう症の予防は日光浴が基本となります。食生活で最も大切なのは肉、魚、
卵、野菜、乳製品などあらゆる品目をまんべんなく食べることです。なぜなら、骨に
必要とされる栄養素は、それぞれ単独では、大きな力を発揮できないからです。たとえば、
骨の主成分であるカルシウムは、腸での吸収を高めるビタミンDや骨への沈着を助ける
ビタミンKが伴ってこそ力を発揮します。骨量維持には運動による刺激が有効で、筋肉の
材料となるたんぱく質も欠かせません。


★運動不足は不健康の元★


最近は積極的に外出できず、運動不足気味の方も多いでしょう。しかし、人の体は
は動かさないとどんどん衰え、病気にかかりやすくなります。体を動かすことは
健康のためにかかせないのです。運動不足がなぜ健康をもたらしてくれるかというと、
筋力がつく、めぐりがよくなる、この二つのおかげです。体を動かすときも、この2つ
を意識できていれば、無理をしなくても健康が維持できるのです。


★運動がもたらす健康効果★


1)ストレスに強くなる
男性ホルモンの分泌が増えて、前向きな気持ちになれる。
肉体的体力と同時に精神的体力がつき、ストレス耐性がアップ。
2)がんへの抵抗力が上がる
前向きな気持ちの人は、絶望感などを持つ人に比べて
生存率が高くなるという報告がある。
3)血糖値が下がる
血行が良くなることで、血中の糖が排出され、長期的に血糖値が下がる。
4)認知症を防ぐ
脳の血流量が増え、もの忘れが改善


★脂質異常症の治療目標★


脂質異常症の治療目的は動脈硬化を防ぐことです。もともと糖尿病や慢性腎臓病
などの基礎疾患をお持ちの方は、より動脈硬化リスクが高いためLDLコレステロールの
目標値が厳しく設定されています。(LDLコレステロール<120mg/dl)。
また、以前に冠動脈疾患(心筋梗塞や狭心症)を経験したことがある人は、再発予防の
ためにLDLコレステロール<70~100mg/dlとより低値の目標設定になっています。
中性脂肪は<150mg/dl、HDLコレステロール≧40mg/dlが目標値となっています。
ご自身の管理目標については主治医にご確認ください。


★脂質の薬★


LDLコレステロールを下げる薬(スタチン系)と中性脂肪を下げる薬(フィブラート系)
は複数存在しています。その人のリスクなどにより、主治医の判断で処方が決められます。
薬を飲んでも、体調が良くなるなどの目立った効果は感じられないと思いますが、将来
起こりうる動脈硬化を予防してくれています。自分の判断で薬を中断しないようにしてください。
また、動脈硬化の予防のために禁煙はとても大切です。禁煙の効果は動脈硬化に対して禁煙開始と
ともに現れ、禁煙期間が長くなるほどリスクが低下します。脂質異常の管理とともに、
禁煙もすすめていきましょう。


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