(医)英和会 坂本内科胃腸科クリニック 中山駅駅前
TEL:045-935-7811
患者さんの立場にたった、分かりやすい治療を心がけています。消化器の専門医として新しい技術を取り入れながら地域医療に貢献していきます。

www.sakamoto-mc.com
All Rights reserved.

院長室だより               

★食事制限の落とし穴★

一世を風靡した糖質制限ダイエットだが、調味料や野菜なども糖質を含んでいるので、
実はけっこう摂ってしまっています。糖質制限を始めてすぐ2~3kg落ちたと思っても、
それは糖質に結びつく水分が抜けたというだけです。
またゼロカロリー食品も同じで、低カロリー状態が続くと、ヤセるために重要な
代謝が落ちてしまい、最初は上手くいってもだんだん効果がなくなってきます。
しかも代謝が落ちたことで、逆に太りやすい体になっていきます。


★便秘★

多くの人の悩みの種である便秘は実は便秘を放っておくと、
寿命が短くなるとのデータがあります。
便秘がないグループ(平均年齢53歳)の10年後生存率は85%だったのに対し、
慢性的なグループ(平均年齢59歳)の10年後生存率は73%と10%以上も差がありました
便秘で悩んでる方は、早急に対策に取り組み、
健康長寿を手に入れましょう。


★物忘れ★

最近、忘れっぽくなったなとは思いつつ、年齢からくる自然現象と
片づけがちなのがもの忘れですが、最近の研究によると、
認知症の原因となることが分かりました。日常生活は普通に
過ごせているものの、物忘れが急に増えてきた状態を軽度認知症障害といいます。
まだ脳細胞のダメージも少ないこの段階で対策を始めれば、高い確率で
認知症が予防できます。反対に何も対策をしなかった場合は、
約50%もの人が認知症になってしまうのです。もの忘れが気になりだしたら、
早めに脳に良いことを始めましょう。


★脳梗塞の3つの前触れ★

脳梗塞は命が助かっても後遺症が出る場合が多く、寝たきりの原因にもなってしまいます。
発見の遅れに比例して後遺症が重くなるため、早めの対策が重要です。
そこで心がけておきたいのが、発作が起こる前触れを知っておくこと。
視野が半分になる、体の片側にだけまひがでる、顔の片側が下がる、急に言葉が出なくなる
などの症状が見られる場合、すぐに病院で治療を始める必要があります。
また、前触れが出ないように日頃の対策も行っておきましょう。


★花粉症の原因★

人間には、ウイルスや細菌から体を守る免疫が備わっています。
しかし、花粉症の場合は免疫の低さではなく、免疫バランスの乱れが
原因で起こります。つらい花粉症の症状を引き起こしているのは、
私たちの体を守ってくれるはずの免疫だったのです。
免疫が花粉に過剰反応し、悪者と間違えて追い出そうとすることで、
鼻水や目のかゆみが起こります。


( P-1 / 403 ) 次のページ