クリニックからのお知らせ

■★帯状疱疹★
帯状疱疹は、水痘の原因である水痘・帯状疱疹ウイルスによって発症します。
多くの場合、子供のころに水痘にかかった後、このウイルスが私たちの体の中で
脊髄や脳神経のうち特に三叉神経に潜んでじっとしています。
そして、体の免疫力が低下したとき、脊髄、あるいは三叉神経に潜んでいたウイルスが
暴れだします。50歳以上の方、がん、糖尿病、関節リウマチなど免疫が低下する病気がある方、
ステロイド、免疫抑制剤や抗がん剤など免疫を低下させる薬剤を服役中の方に
帯状疱疹が発症しやすいことがわかっています。以前は、帯状疱疹に一度かかれば
二度かかることはないと言われていました。しかし、最近では帯状疱疹に一度でもかかっても二度、
三度と再発する可能性のあることが知られるようになってきました。
痛みがある部位に皮膚症状がみられたら帯状疱疹の可能性がありますので、できるだけ早く
皮膚科など医療機関を受診するようにしてください。皮膚症状は、発症してから2週間ほどで
収まりますが、神経痛の症状が残ってしまうことがあります。
最近は、帯状疱疹の発症を予防するため、水痘帯状疱疹ウイルスに対するワクチンの接種が
可能になりました。50歳以上の方が対象です。
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