★消化不良★
消化不良の原因は様々ですが、特に多いのが胃酸分泌の乱れ。
暴飲暴食をはじめ、脂肪分の多い食品を食べすぎたり、
過度のアルコールを接種したりすることで、胃酸分泌が乱れます。
すると、胃を守る粘膜が減少し、細菌などに攻撃されてしまうのです。
さらに消化酵素を分泌するすい臓の働きも低下し、消化不良が
起こりやすくなります。また、過労による疲労の蓄積、精神的な
ストレスも自律神経のバランスを崩し、胃腸の機能が低下する原因の一つです。
★認知症★
認知症は今や非常に身近なリスクです。
そして認知症の手前には軽度認知障害と呼ばれる
状態があります。人の名前を思い出せない、
物をどこに置いたか忘れてしまうなど物忘れが主な症状で、
5年後には約50%が認知症に進みます。
心当たりのある方は要注意です。
★無理のない減塩★
1)だし
塩分で味を濃くしなくても、かつお節、きのこなど
うま味が豊富なだしを使うことで、素材の味を引き立たせた
料理を楽しむことができます。
【かつお節/煮干し/昆布など】
2)タンパク質
朝にしっかりタンパク質を接種すると、その後の食べ過ぎを防いでくれるため、
塩分の摂りすぎを防止できます。
【魚/肉/卵など】
3)食物繊維
食物繊維を接種することで余分な塩分を吸着し、便として塩分を排出することができます。3
【ごぼう/キノコ/わかめなど】
4)酸味
塩分の置き換えとして使えるのが酸味です。例えば刺身にはしょうゆではなく、
すだちやレモンを垂らすなど。
【酢/レモン/すだちなど】
★胃潰瘍★
・原因
胃潰瘍の二大原因は、ヘリコバクターピロリ感染とヒステロイド性炎症剤(NSAIDs)であります。
・症状
症状としては、みぞおちの痛み、食欲不振、腹部膨満感などがあります。
ご高齢の非ステロイド性炎症剤(NSAIDs)服用者では症状に乏しく、吐血や黒色便などの
出血症状で発症することがあります。
・診断
胃内視鏡検査
胃バリウム検査
・治療
出血がある場合は、内視鏡で止血を行うことがあります。
薬剤としては、胃酸の分泌を抑える、プロトンポンプ阻害薬や
H2ブロッカーを服用していただきます。
ピロリ菌が原因と考えられる場合には除菌療法を行います。
★血圧が上がる原因★
①塩分の摂りすぎ
塩分に含まれるナトリウムには、
体に水分が取り込む性質があるため、
摂りすぎると体内の血液量が多くなります。
心臓は水分によって増えた血液を力いっぱい
押し出そうとするから、血圧が上がってしまうのです。
しかし、塩分は必ずしも悪者ではなく、
体にとって必要なものであるため
摂らないではなく摂りすぎないことを大切にしましょう。
②血行不良
気温がぐっと下がり、寒くなる冬は、高血圧が悪化する季節でもあります。
体が冷えると血管が縮み、血行が悪くなることから、
心臓が血液を押し出す力を強めるためです。
対策法としては体をあたためて血管を広げ、血行を良くすることが大切です。